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2022/11/01【第8回】場所別カビのお掃除方法 ~窓~

お風呂場、洗面所とカビが発生しやすい場所のお掃除についてご紹介しましたが、まだまだカビの温床になる場所があります。

今回は窓に発生したカビのお掃除方法のご紹介です。

特に冬場は気づかないうちにやっかいなカビが広がり放っておいた挙句、大仕事になってしまいがちです。そうならないうちに、こまめに窓のカビ掃除をしてしまいましょう。

 

サッシのお掃除

昔は田舎の家は寒いとよく言いましたが、今では隙間風ひとつ入らない住宅が多くなりました。

これは家屋の気密性が高くなったことの証明です。気密性が高くなったことで冬でも暖かい部屋で過ごすことができるようになりました。ところがこの気密性の高さがマイナスに影響していることもあります。

それが、冬の窓によく見る結露です。

結露とは、第1回でもご紹介しましたが、温度の高かった空気が何らかの要因で冷やされ、それまで吸収されていた空気中の気体(水分)が、液体(水)として現れる現象です。

窓の結露は寒い季節に多くみられます。室内は暖かく、外は寒い。この温度差により窓の内側に結露が発生し、サッシに水が溜まってしまうのです。さらにサッシはホコリが溜まりやすい構造ですので、ホコリがカビの栄養分となり、結果的にカビ繁殖の原因となってしまうのです。

サッシのカビは、まずサッシのホコリを取るところから始めましょう。

サッシ掃除用のブラシやノズルを使用すると便利です。
隅の方は、硬めの細い棒や爪楊枝などでこそぎ落としたあと、中性洗剤を付けた綿棒で掃除をするとさらにしっかり落とすことができます。注意点として、洗剤を使用した場合は必ず水拭き後、乾燥させましょう。残った洗剤もまたカビの栄養分となってしまします。

ホコリを取ると、ほとんどのカビも一緒に取れてしまいます。
それでも取れないゴムパッキンのカビは、サッシがアルミ製でない場合、以下の方法が有効です。

まずは塩素系の漂白剤をしみこませたキッチンペーパーで拭き取ってみましょう。それでも取れない場合は、カビ取り剤か漂白剤をしみこませたキッチンペーパーをカビ部分に密着させラップで覆いしばらく放置するときれいに取れます。ただし、サッシのゴムパッキン以外の部分には薬剤がつかないよう注意しましょう。薬剤がサッシについてしまった場合は速やかに拭き取ってください。垂れあとが残ってしまう場合があります。

 

網戸のお掃除

春の花粉の時期になる前に、網戸の掃除をする人が増えてきました。

実は、網戸にもカビが付着して繁殖してしまうことがあります。網戸のカビは一目見ただけではわかりにくいのですが、角度を変えてじっくりとみてみると、苔のようなカビを見つけることができます。花粉の季節だけでなく、実は日常的にお掃除したい場所のひとつなのです。

日頃からお掃除をしている場合、あるいは汚れが付きにくい環境の場合は、濡れ雑巾で拭くなどだけで大丈夫なのですが、喫煙者がいる・車通りの多い場所の家・キッチンの近くにある網戸には、ヤニや煤煙・油煙が付着し、汚れが非常に落ちにくい状態になっていいます。

そういった網戸の掃除におすすめなのは、メラミンスポンジです。キッチンなどでよく使われる、水だけで汚れが落ちるあのスポンジです。このメラミンスポンジと一緒に、重曹水を使うと効果的です。重曹水は、200ccのぬるま湯に対し、小さじ1杯の割合にします。


網戸の掃除は、あまり晴れていない曇りの日に行いましょう。
まず内側から始めます。重曹水をスプレーに入れ、内側から網戸全体に吹きかけます。吹きかける際には反対側に新聞紙を貼り付けておくと飛び散らず安心です。しばらく置いてから、水につけたメラミンスポンジで上から下へと軽めの力でこすっていきます。

この時あまり力を入れると網戸が伸びて緩んでしまいますので、力加減は慎重に行いましょう。そのあと同様に外側からも掃除をします。またメラミンスポンジは削れてカスが出ます。最後に掃除機で吸い取るなどの対応を忘れないようにしましょう。

 

木製の窓枠

窓枠が木製の場合、結露によって溜まった水分により木が腐食してしまうことがあります。
結露をそのままにせず、小まめに拭き取りましょう。木の窓枠にいつのまにか白いものがついているのを見つけたら、それはカビの可能性があります。すぐに取り除きましょう。

木についたカビは、エタノールやオキシドールで取り除きます。
まず、カビ部分にエタノールやオキシドールをスプレーし、乾いたら布で拭きとります。
エタノールやオキシドールには殺菌作用がありますので、カビをある程度殺菌することができます。この時大切なのは、乾いてからふき取るということです。濡れたままで拭いてしまうと、まだ殺菌されていないカビを広げてしまうことになります。

エタノールやオキシドールでとれないカビは酸素系漂白剤か、木部専用のカビ取り剤でとります。漂白剤は木を傷めることになりますので、慎重に使用しましょう。

 

結露対策

いくらカビを取り除いても、窓の環境が今まで通りでは、またすぐにカビが発生します。
窓にカビが発生する場合の多くは結露による水分が原因です。掃除をしてホコリをためないことも大切ですが、もっと重要なのが結露対策です。

結露は、空気中にある水蒸気の量が多く、かつ温度差が大きくなると発生します。
ですので、部屋の湿度を下げるか、窓の断熱性を高めることで結露を防ぐことができます。温度計・湿度計をよく見られる場所において、室内の環境に注意をしてみてください。

例えば、窓を少し開ける、換気扇を回すなどの換気を小まめに行って部屋の湿度を下げる、あるいは部屋の温度を上げすぎない(温度差を少なくする)、窓の断熱性を高める、加湿器を使う場合は加湿し過ぎに注意する、窓付近にサーキュレーターを設置し空気をどんどん入れ替えるなど様々な方法があります。
それでも結露を完全に防ぐことは難しいのが現状です。

結露が発生してしまう場合はすぐに拭き取り、乾燥させることを心がけましょう。綺麗な布で拭く、あるいは結露取り専用のワイパーなども便利ですね。

本格的な冬の季節になる前に、毎年早めの結露対策をしましょう。

第9回はトイレの掃除についてです。

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