窓枠・サッシの結露カビの取り方|パッキンや木の窓枠の黒カビと、冬に増やさない方法
「冬になると、窓の枠やゴムパッキンが黒くなる」「拭いても、毎年同じところにまた出てくる」──寒くなると増えるのが、窓の結露によるカビのご相談です。
先に結論
窓のカビは、生えている場所と素材で取り方が変わります。ガラスやアルミ・樹脂のサッシの表面なら、ご家庭でも落とせることが多いです。一方で、ゴムパッキンの奥に入り込んだ黒い色や木の窓枠にしみ込んだカビは落としにくく、窓のまわりの壁紙にシミが出ているときは、壁紙の裏までカビが広がっていることがあります。そして、どの場合も結露を減らさないかぎり、きれいにしてもまた生えてきます。
この記事では、場所ごとの落とし方と、冬に結露とカビを増やさない方法を、施工事例とあわせて解説します。
窓のまわりにカビが生えるのは、結露の水がたまるから
冬は外が冷たく、部屋の中は暖房で暖かくなります。部屋の空気に含まれている水分が、冷たいガラスやサッシに触れて水滴になるのが結露です。窓のまわりには、この水分にホコリや汚れが混じってたまるため、カビが育ちやすい条件がそろっています。
とくにカビが生えやすいのは、次の場所です。
- ゴムパッキン(ガラスとサッシのすき間のゴム)
- サッシの下のレール(結露の水が流れ落ちてたまる)
- 木の窓枠
- カーテン(濡れた窓に触れている裾)
- 窓の下や横の壁紙
窓の近くで加湿器を使っていたり、閉め切った部屋で長い時間加湿していたりすると、結露はさらに増えます。
場所ごとの落とし方(自分でできること)
どの場所でも、作業の前に窓を開けて換気し、ゴム手袋・マスク・メガネを着けてください。塩素系のカビ取り剤と酸性タイプの洗剤は、絶対に混ぜないでください(「まぜるな危険」)。続けて使うだけでも危険です。
ガラス・アルミや樹脂のサッシ
レールの溝は、乾いた状態で先にホコリや砂を掃除機やブラシで取り除きます。そのうえで、消毒用エタノールを含ませた布で拭き取ります。黒い点やシミが残る場合は、塩素系のカビ取り剤を布に含ませて使います。塩素系のカビ取り剤はアルミなどの金属を変色させることがあるので、製品の表示で使える素材を確認し、目立たない場所で試してから使ってください。
ゴムパッキン
ゴムは柔らかい素材なので、カビが表面ではなく奥まで入り込んでいます。塩素系のカビ取り剤を塗ったら、すぐに拭き取らずに時間を置くのがコツです。詳しいやり方はお風呂のゴムパッキンの黒カビが落ちない理由で解説しています(お風呂の記事ですが、窓のパッキンも考え方は同じです)。奥に入り込んだ黒い色は、完全には取れないこともあります。
木の窓枠
木は、塩素系のカビ取り剤で色が抜けたり傷んだりしやすい素材です。ご自分で行うのは、消毒用エタノールで拭き取るところまでにしてください。黒くしみ込んだカビは、強くこすっても落ちず、木の表面を傷めてしまいます。
カーテン
洗濯表示を確認し、水洗い可能であれば酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしましょう。塩素系の漂白剤は色柄物の色を抜いたり、生地そのものが傷むことがあるため、可能な限り使わないようにしましょう。
そして、これらの方法で「色が薄くなるだけで消えない」「毎年同じところに出てくる」ときは、カビが素材の奥や壁の中まで入り込んでいるサインです。
窓のまわりの壁紙にシミが出ていたら、裏まで広がっていることも
窓の下や横の壁は、外の冷たさが伝わりやすく、壁の中でも結露が起きることがあります。そのため、窓のまわりの壁紙に出たシミは、壁紙の裏の下地(石膏ボードなど)までカビが広がっていることがあります。この場合、表から拭いても壁紙を張り替えても、しばらくすると同じ場所にまた出てきます。

見分け方と対処は、壁紙のカビは張り替える前に確認!裏まで広がったカビの見分け方と取り方で詳しく解説しています。
冬に結露とカビを増やさない5つのこと
- 朝のうちに結露を拭き取る
結露取りのワイパー(スクイージー)で水滴を集めてから、雑巾で仕上げ拭きをします。サッシのレールにたまった水も忘れずに。 - 換気をする
結露している窓だけでなく、同じ部屋の別の窓も開けて、空気を入れ替えます。 - 窓のそばに物を置かない
窓際に家具や物がたくさんあると、空気が動かず結露しやすくなります。大きな家具は窓から離して置いてください。 - 窓に風を当てる
換気がむずかしいときは、サーキュレーターや扇風機で窓のまわりの空気を動かすのも効果があります。 - 加湿しすぎない
閉め切った部屋で、長い時間加湿を続けないようにします。湿度計を置いて、上がりすぎていないかを確かめると安心です。
窓ガラスに貼る結露防止シートを使っている方も多いと思います。ただし窓の状態によっては、シートを貼っても結露が止まらず、窓枠にカビが生えてしまうことがあります(次の事例)。シートを貼ったら安心せず、窓枠の様子もときどき確かめてください。
事例:結露防止シートを貼っていた窓(東京都)


窓の結露がひどく、ガラスに結露防止シートを貼って対策されていたお宅です。それでも結露はなかなか改善せず、ガラスと木の窓枠に黒カビが発生していました。
シートをはがし、窓を取り外して丁寧に洗浄してカビを取り除きました。木の窓枠とまわりの壁は、カビを取り除いたあとに除菌と防カビを行いました。木は薬剤で変色したり傷んだりしやすい素材なので、素材に合わせて進め、木枠の色を変えることなくカビを取り切っています。
この事例は施工実績「結露対策の結露防止シートでしたが、、、」でもご覧いただけます。
事例:築2年で、窓枠のカビが再発(神奈川県・佐藤様)

築2年の新築のお宅です。前の年にご自分でカビ取りをして、見た目はきれいになったものの、翌年にまた出てきて、前よりもひどくなってしまったそうです。工務店から紹介された業者さんはカビ取りの専門ではなかったため、インターネットで専門業者を探し、カビ取り屋.comにご相談いただきました。
カビが生えてしまった窓枠が少し特殊な形をしているので(中略)カビ取り屋.comさんは、LINEで問い合わせもできるので写真の送信も簡単で、先に写真を見てもらってから、話しを進めることができたので安心でした。
インタビューの全文は、お客様の声「佐藤様」でご覧いただけます。
カビ取り屋.comの進め方
- 現地調査
カビの原因の調査や、お部屋の状態に合わせたカビの除去方法と再発防止策のご提案をいたします。 - 窓を取り外すか、壁紙をはがすかの判断
窓を取り外して洗浄するか、窓のまわりの壁紙をはがして下地を確かめる必要があるかで、費用も日数も変わるため、慎重に判断します。必要に応じて、一部だけ試しに施工する「テスト施工」も行います。 - カビ取りと防カビ
現場ごとに薬剤を調合する「現場専用調合処理MAD工法」でカビを取り除き、再発を防ぐ防カビ処理を行います。 - 結露対策・壁紙の張り替えまで一括で
カビ取りから壁紙の張り替えまでまとめてお受けします。結露が原因の場合は、結露対策の工事にも対応しています。
施工後は、1年以内に同じ箇所でカビが再発した場合は無料で再施工する「1年保証」をお付けしています。(ただし、施工対象箇所の環境・状態によっては保証がつかない場合もあります)保証について気になる方はお見積りの際にお気軽にお尋ねください。
その窓のカビ、自分で落とせる?
カビの状態や範囲などがわかる写真をLINEで送ってください。場合によっては写真だけで概算をお伝えすることも可能です。
24時間365日受付
よくある質問
結露防止シートを貼れば、カビは防げますか?
窓の状態によっては、シートを貼っても結露が止まらず、窓枠などにカビが生えることがあります。シートだけに頼らず、結露の拭き取りと換気を続けてください。
木の窓枠に、塩素系のカビ取り剤を使ってもいいですか?
木は色が抜けたり傷んだりしやすいので、おすすめしません。消毒用エタノールで落ちない黒いシミは、無理にこすらずにご相談ください。
賃貸の部屋です。窓まわりのカビはどうすればいいですか?
窓や壁紙は部屋の設備なので、強い薬剤を使ったり壁紙をはがしたりする前に、管理会社や大家さんに相談してください。
費用はどのくらいかかりますか?
窓を取り外す必要があるか、壁紙をはがす必要があるかで、費用も日数も大きく変わります。まずはLINEでお写真をお送りいただくとスムーズです。ご希望により、概算のご提示もできる場合があります。その後、必要に応じて現地調査のうえ、正式なお見積りをお出しします。料金の考え方は価格のページでご案内しています。







