壁紙のカビ、張り替える前に確認を!裏まで広がったカビの見分け方と取り方【相模原市・田川様の事例】
「壁紙の黒いカビが、カビ取り剤を使っても薄くなるだけで消えない」「いっそ張り替えれば解決する?」──カビ取り屋.comに寄せられるご相談の中でも、とくに多いのが壁紙のカビです。
先に結論
壁紙のカビは、壁紙の表面だけに生えているカビか、壁紙の裏(石膏ボードなどの下地)まで広がったカビかで、取り方がまったく違います。表面だけなら市販のカビ取り剤で落とせることもありますが、裏まで広がったカビは、表から拭いても壁紙を張り替えても、しばらくすると同じ場所にまた出てきます。
この記事では、両者の見分け方と正しい対処を、神奈川県相模原市・田川様のお宅の事例とあわせて解説します。
壁紙のカビは「表面だけ」か「裏まで」かで対処が変わる
ここでいう「壁紙の裏」とは、壁紙そのものの裏面ではなく、壁紙をはがした下にある石膏ボード(壁の下地)の表面のことです。



はがす前の写真では、表から見るとそれほどひどくないように見えます。ところが壁紙をはがすと、下地には表からは想像できないほどのカビが広がっていました。壁紙の表から見える量と、裏にある量は一致しないということです。
裏まで広がっているかもしれない4つのサイン
- 壁紙の内側からにじみ出たような、輪郭のぼやけたシミがある
- 結露する窓のまわり、加湿器を置いていた場所の近く、コンクリートに壁紙を直接貼った壁など、壁そのものが濡れやすい場所に生えている
- 壁紙を張り替えたのに、1〜2年でまた同じ場所に出てきた
- 目に見えるカビはないのに、部屋がカビ臭い

反対に、長いあいだ閉め切っていた部屋の壁全体に、うっすらとカビが生えているような場合は、部屋の中の湿気や空気のよどみが原因のことが多く、ほとんどは壁紙の表面だけのカビです。
ただし、下の写真のように表面に色濃く出ているカビは、裏まで回っているかどうかを見た目だけで判断するのが難しく、注意が必要です。

表面だけのカビなら:自分でできる落とし方
表面だけの軽いカビであれば、次の手順で落とせることがあります。
- 換気して、身を守る
窓を開け、ゴム手袋・マスク・メガネを着けます。カビの胞子を吸い込んだり、薬剤が目に入ったりするのを防ぐためです。 - まずは消毒用エタノールで
布に含ませ、こすらずに押さえるように拭き取ります。強くこすると、胞子を広げたり壁紙を傷めたりします。 - 落ちなければ塩素系のカビ取り剤
壁紙の色が抜けることがあるので、必ず目立たない場所で試してから使います。スプレーを直接吹きかけず、布に含ませて使ってください。酸性タイプの洗剤とは絶対に混ぜないでください(「まぜるな危険」)。 - 最後に水拭きして、しっかり乾かす
薬剤が残らないように拭き取り、窓を開けたまま乾燥させます。
布や紙の壁紙、珪藻土などは、水や薬剤でシミや変色が起きやすいため、無理に自分で落とそうとしないことをおすすめします。
そして、この方法で「色が薄くなるだけで消えない」ときは、裏まで広がっているサインです。薬剤を何度も重ねるより、次の章を読んでみてください。
裏まで広がったカビに、拭き取りも張り替えも効かない理由
表から塗ったカビ取り剤は、裏まで届かない
日本の住宅で多く使われているビニールクロスは、厚さ0.3〜0.5mmほどの、水を通しにくい素材です。表面からカビ取り剤をいくら塗っても、裏の下地までは届きません。
張り替えても、下地のカビは生きている
下地にカビがあるまま新しい壁紙を張ると、見た目は100%きれいになります。ですが下地のカビは取れていないので、時間がたつと新しい壁紙の表にも出てきます。
実際、カビ取り屋.comには「去年壁紙を張り替えたばかりなのに、またカビが出てきた」というご相談が数多く寄せられています。カビが原因で壁紙を張り替えるときは、張り替えの前にカビ取りが必要です。
国のぜん息対策を担う独立行政法人環境再生保全機構も、壁や床に目に見えるカビが発生した場合は十分に清掃し、できれば専門の業者に依頼するよう勧めています(出典は記事の最後に記載)。
事例:神奈川県相模原市・田川様(ご夫婦の寝室)

ご相談の内容
ご夫婦の寝室として使っていたお部屋で、ここ1年ほどで壁紙の黒いカビが気になり始めたそうです。市販のカビ取り剤で掃除をしても、色が変わるくらいで、まったく落ちなかったとのことでした。
最初は壁紙だけを張り替えようと、リフォーム会社に見に来てもらっていたそうです。ですがカビの原因が分からなかったため、「先にカビの専門業者に見てもらおう」ということになり、カビ取り屋.comにご連絡をいただきました。
行った施工
カビは壁紙の裏にまで広がっていたため、壁紙をはがし、下地に広がったカビを徹底的に取り除きました。張り替える前にご相談いただいたことで、カビを残したまま新しい壁紙で覆ってしまうことを避けられました。
カビ取り屋.comでは通常、下地のカビを取り除いたあと、下地に防カビ処理をし、新しい壁紙を張ってその表面にも防カビ処理を行います。
田川様の声
カビの原因がわからないので、先にカビの専門の方に見ていただこうということになりご連絡しました。一度、家に来てそのカビを見ていただけるということだったので、特に不安なことはなかったですね。
インタビューの全文は、お客様の声「田川様」でご覧いただけます。
カビ取り屋.comの進め方
- 現地調査
カビの原因の調査や、お部屋の状態に合わせたカビの除去方法と再発防止策のご提案をいたします。 - 壁紙をはがすか、はがさないかの判断
はがす必要があると費用も日数も変わるため、慎重に判断します。必要に応じて、一部だけ試しに施工する「テスト施工」も行います。 - カビ取りと防カビ
現場ごとに薬剤を調合する「現場専用調合処理MAD工法」でカビを取り除き、再発を防ぐ防カビ処理を行います。 - 壁紙の張り替えまで一括で
カビ取りから壁紙の張り替えまでまとめてお受けします。結露が原因の場合は、結露対策の工事にも対応しています。
施工後は、1年以内に同じ箇所でカビが再発した場合は無料で再施工する「1年保証」をお付けしています。(ただし、施工対象箇所の環境・状態によっては保証がつかない場合もあります)保証について気になる方はお見積りの際にお気軽にお尋ねください。
そのカビ、表面だけ? 裏まで?
カビの状態や範囲などがわかる写真をLINEで送ってください。場合によっては写真だけで概算をお伝えすることも可能です。
24時間365日受付
よくある質問
壁紙を張り替えれば、カビはなくなりますか?
表面だけのカビなら、張り替えればカビはなくなります。ただし裏の下地にカビがある場合は、張り替えても下地のカビは生きているため、時間がたつと再び出てきます。張り替えの前に、裏まで広がっていないかを確認してください。
賃貸の部屋です。自分で壁紙をはがしてもいいですか?
壁紙は部屋の設備なので、はがす前に必ず管理会社や大家さんに相談してください。
カビは見えないのに、部屋がカビ臭いのはなぜですか?
壁紙の裏など、目に見えない場所でカビが増えている可能性があります。臭いが気になって調査したところ、壁の薄いシミの下からカビが見つかった例もあります。
費用はどのくらいかかりますか?
壁紙をはがす必要があるかどうかで、費用も日数も大きく変わります。まずはLINEでお写真をお送りいただくとスムーズです。ご希望により、概算のご提示もできる場合があります。その後、必要に応じて現地調査のうえ、正式なお見積りをお出しします。料金の考え方は価格のページでご案内しています。







