カビ取り・防カビ:カビ取り知恵袋

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2022/11/09【第19回】場所別カビのお掃除方法 ~食べ物~

食べ物に生えたカビを見つけた経験のある方は多いと思います。

では知らずにカビの生えた状態の食べ物を食べてしまった場合、私達の身体にどのような影響が出るのでしょうか?

今回は食べ物に生えるカビについての秘密を紐解いていきます。

 

カビ毒と健康被害について

「カビ毒」とは、カビが生殖する時に自ら作りだす“アフラトキシン”や“オクラトキシン”という名称の毒素の事を指します。

食べ物に生えたカビを摂取してしまった場合、身体は「カビ毒」に対して拒否反応を起こします。 ひとつの例として「下痢・嘔吐」です。

これは身体に侵入してきたカビ菌を下痢と嘔吐で排出してしまおうという、一種の防衛反応ですが、同時に身体の水分も排出されますので脱水症状に注意が必要です。

 

カビ毒は削っても取れない!

カビ毒の最も恐ろしいところは、加熱処理をしても完全には除去できないことで、カビ毒の大きな特徴と言えます。

「カビ」は加熱処理で死滅しますが、「カビ毒」は加熱処理をしても効果があまり得られません。 故に食べ物に繁殖したカビも同様で、加熱調理によってカビ自体は死滅しますがカビ毒は完全に消滅せずに残ります。当然、人間の目ではカビ毒の目視は不可能です。

ここで事例を挙げてみます。
餅に付いてしまったカビを削って、餅の新しい断面が見えたところで、 その餅を調理で加熱したとしても「カビ毒」は、餅の中に存在しています。

一度、食べ物に発生したカビ毒は食品自体に浸透してしまい、その全体を毒で汚染します。 これを人体への侵入に向けて防ぐ方法は、食べ物にカビが発生したならば廃棄することしかありません。

 

カビが生えたものを食べてしまった場合は?

カビの発生した食べ物を食べてしまった場合、そのほとんどが症状として現れません。

これは胃酸で消化・分解されるからです。
とはいえ、かなりの量のカビを摂取した場合や、毎日常にカビの摂取をしてしまうと何らかの異変があり身体に病として現れます。 また免疫力が下がっている病中病後は特に注意が必要です。

もちろん、ほとんどが消化・分解されるからといっても安心はできません。
カビの発生に伴う「細菌」の影響でも食中毒を引き起こす可能性があります。 食べ物にカビが発生しているということは、腐食等による細菌の発生もセットであると考えて下さい。

あくまでも少量の「カビ」の摂取だけでは人体に影響は少ないというだけですので、もしも疑いのある食べ物を摂取したという自覚があれば何らかの処置はして下さい。

例えば下痢や嘔吐の症状が現れたら、いち早く病院へ診察を受ける事が肝心です。
もし病院へ行くまでの間に下痢や嘔吐を繰り返すのであれば、身体の水分が抜けてしまい脱水症状を引き起こしかねません。塩分の含まれた飲料水を摂取する等をして早急に医師の診察を受けて下さい。

「カビの影響か?細菌の影響か?」は医師が診断をします。
医師の指示を仰ぎ、適切な治療を受けて下さい。



第20回は、カビ取り業者についてです。

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