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場所別カビのお掃除方法 ~エアコン・加湿器~

私達にとってエアコンは生活必需品です。

家庭でのエアコン使用は勿論のこと、車や公共交通機関、お出掛け先の建物内等々、ありとあらゆる所で私達はエアコンの空調に包まれています。

健康を害さないように、エアコンに発生するカビの繁殖を未然に防げるようなお掃除方法もご紹介します。

エアコンのカビはこんなに怖い!

普段、私達はエアコンを何気なく使用しています。

しかしカビが生えた状態でエアコンを作動させると、エアコンから吹き出された空調と共にカビも吐き出されてしまいます。

これでは部屋にカビをまき散らしている事になります。

本編の第3回ではカビによる健康被害を紹介しました。

カビは人が吸い込んでしまうと様々な感染症やアレルギーを引き起こす原因となります。同時に部屋にまき散らされたカビは壁や床、カーテン等々、あらゆる様々な物に付着してしまいます。付着したカビは、条件が整うとやがてその場で増殖します。



では、私達が普段から使用しているエアコンにカビが生えているかどうかの確認をする為にはどうすれば良いのでしょうか。次のような方法でチェックしてみてください。


エアコンの効き具合はどうか?
いつも大体同じ温度設定であるのに、何かエアコンの効きが足りないと思う事があれば要注意です。

勿論、季節柄や外気温度に影響されていつもの温度設定であるのに効き目が悪いという事は必ずあります。しかし温度設定の変更後、尚もエアコンの効き目が悪く感じるならばカビを疑ってみましょう。

エアコンのフィルターにホコリがぎっしりと詰まっている場合があります。同時にフィルターにホコリが詰まっていれば、そこにはカビも生息しています。


エアコンからの臭いはどうか?
これを調べる方法として、エアコンを「送風」で作動してみましょう。

エアコンから吹き出される風に嫌なカビの臭いがあれば、そのエアコンにはカビが生えている可能性が非常に大きいです。

ただこの時には注意するポイントがあります。
送風でエアコンを作動させると部屋にカビをまき散らす事になります。ご家族の方で既にアレルギー症状のある人は、なるべくその場には居合わせない事をおすすめします。

送風で臭いを嗅ぐ方は念の為に眼鏡をして、臭いを嗅ぐ時以外は常時マスクを着用してください。


エアコンの吹き出し口に汚れはないか?
エアコンの傍まで寄り、吹き出し口やフィン等にホコリが付着しているかを見てみましょう。

フィンのやや奥側に黒カビを発見したならばカビの付着は決定的となります。

クーラーの効き具合や臭いによってもカビの存在に気付くことができますが、やはりカビの存在がダイレクトに分かる目視での確認が、カビの発見には有効です。


エアコンのお掃除

エアコンの掃除を始める時、一番の大原則は「電源プラグを抜く」です。

動かさないから良いのでは?という安易な考えが大きな事故に繋がります。
これには感電の危険性が一番に挙げられ、そして次にエアコン本体に想定外の故障を発生させないように防止する為です。必ず守ってください。

掃除では、まずエアコン正面のカバーを取り外します。
この時はエアコンを見上げる体勢になりますので、降り落ちるホコリから身を守る為に眼鏡とマスクを着用してください。

次にフィルターを外します。なるべく静かにホコリを立てないように水で洗える場所に持って行きます。
フィルターは流水でホコリや絡みついた汚れを落としていきます。歯ブラシを使用するとラクに清掃ができます。

何度こすっても落ちない汚れやカビには洗剤を使用して洗い落としてください。
洗剤の種類はエアコンの取扱説明書等に記載されている適正な洗剤を使ってください。

よく水で洗い流したフィルターは、風通しの良い屋外で干します。
エアコンのカバーも材質に適正なクリーナーを使用します。クリーナーは雑巾に吹き掛けてから、カバーの汚れを拭き落としてください。

次にエアコン本体の掃除はご家庭内ではなかなか難しく、故障の原因にもなりますのでエアコン専門の業者に掃除を依頼することをおすすめします。

定期的に(年に一回程度でも)エアコン専門業者に掃除を頼む事で、カビの防止・予防になります。


加湿器のお掃除

加湿器の掃除は主にフィルターとタンクです。

フィルターの掃除に効果的なのは「クエン酸」を使用した洗浄。バケツに入った水にクエン酸をスプーン大さじ1杯ほど入れてかき混ぜます。

そこへフィルターをしずめて浸け置きします。数時間後にフィルターを取り出し洗浄します。この時点でまだ汚れが付着していればブラシで擦りましょう。

タンクの清掃には、フィルター清掃のように水とクエン酸が混じった水をタンクに注入し、半日ほどそのままの状態にしておきます。

その後は水を捨てタンク内をよく洗浄しましょう。フィルターもタンクもよく乾燥させたら掃除は終了となります。


最後に『カビが付きにくい加湿器』としてお勧めのタイプをご紹介します。

数ある加湿器の中で最もカビが付きにくいとされているのが「スチーム式」。

スチーム式は、加熱された蒸気を部屋に散布するタイプの加湿器です。本体の熱で水を加熱する事により、拡散される蒸気に含まれるカビ菌は死滅しています。よって部屋に向けてカビをまき散らす事がありません。

スチーム式の加湿器は、メンテナンスである掃除を小まめに行えばカビの増殖を抑制する効果が得られます。勿論、加湿器も各メーカーから多種多様な製品がありますが、それぞれに掃除の手間や電気代などメリットとデメリットが存在します。しかしカビが要因となる健康被害を防ぐ為には、スチーム式加湿器が理にかなっています。

今回はエアコンと加湿器、空調についてでした。

第14回は押し入れのお掃除についてご紹介します。

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